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ショタを好きになっちゃいけないんですか?!

第4章 「看病されててください」

「……琉衣、さん……んっ」


何か柔らかいものに塞がれる唇。


「ふえっ……うっん……」


「……僕を止めないのですか?」


頬を紅潮させながらもじっと私の目を見つめ、答えを求めてきた。


ああ、私ってなんでこんなに誘惑に弱いのだろう。


だから、言ってしまった。


引き金となる一言を。


「わ、私は……別に……」


だからそんな潤んだ瞳で見られても困るって!


「わ、わかりました……」


また重ねられてる……


やさしい、キス。


「うっ……はぁん……ふえっ……」


時々口から漏れる私の甘い吐息が
私自身を混乱させる。

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