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本当の自分

第9章 リーダーとJ

リーダーは、ぐったりとソファーに倒れこんだ。
同時に俺の中からリーダーのがいやらしい音をたてて、出ていった。

俺は目の前のJの胸に倒れこんだ。
そのままJに抱き上げられ、もう1つのソファーに寝かされた。


「ニノ、大丈夫?気持ちよかった?」

「うん、よかった・・・ねぇ、キスして」


腕をのばしてJの首に回した。


「どうしたの?キスのおねだり?」


クチュクチュと音をたてながらキスをした。
リーダーは、そのまま寝てしまったみたい。

少し気になった事がある。


「今日のJ、何だか凄く意地悪だった・・・
どうして?」

「そうかなぁ・・・嫌だった?」

「うん、ちょっと・・・それと、俺今日Jに
何もしてあげてないよ。
リーダー寝ちゃったし俺、口でしてあげる」


Jに手をのばした。
のばした腕を掴み、裸の俺を優しく抱き締めた。


「ごめん、意地悪して。
今は感じてる可愛いニノが見たかったの」

「えっ?!・・・
で、どうだった?ニノ可愛いかった?」





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