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陽だまりの仮面 -嘘-

第7章 夕陽と泪味

隣りにピッタリくっついて座りながら、あたしの顔を覗き込む花木君と、

これから行われるであろう、未知な“罰ゲーム”


この2つで、あたしの心臓はドキドキMAX状態。



「あ、あ、あ、あのっ…?!」


ドキドキと緊張がハンパなくて声にならない。


「はい?」


「ばばば、罰ゲームって何するの…かな!?」


「そうですね……。」



そう言うと、花木君は顎に手を充てて、少し上向きに空を眺め何やら考えてる風。


その間、返答を待たされてるあたしは更にドキドキ感が増して

激しくバクつく心臓を何とか鎮めようと抑える。




「今回は、惜しくも外れたという事で、」




…言う事、で……?





「“コレ”でいいですよ」






――――ッ……‼













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