テキストサイズ

ある晴れた日のこと。

第2章 トーストの夢。


RRRRRRRR…


携帯にセットしてあった軽やかなリズムのアラームが鳴る。

と、同時にわたしは勢いよく起きる。

いつもだったら二度寝は当たり前で、お母さんに叩き起こされることも少なくはなかったが、

今日は入学式以来、久しぶりにすっきり起きれた。

わかりやすい人だな、と自分でも思う。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ