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ある晴れた日のこと。

第3章 優しさの無理矢理。



ふぅ…

何とか滑り込みセーフ。

もちろんわたし達が一番遅かったけど…。


本当はわたしが一番遅くなるはずだったのに、

陽がわたしのペースにあわせて走ってくれたから同時に教室に入ることができた。


たまに言葉がきつくなるときがあるけど、すっごく優しい。

陽に優しくされてなんだか嬉しかった。


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