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ある晴れた日のこと。

第5章 海の気持ち。



「はーい、みんな聞いてー

目的地の海に着きました。

みんな早く遊びたいだろうけど、

お世話になる海の家の方にあいさつしたりするから、

勝手にどっか行くなよー


んーじゃあとりあえず降りてー。」



みんなが次々にバスを降りていく。

その波に乗るように、わたしも重い荷物をもって立ち上がる。


……ううん。

立ち上が"ろう"とした……。


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