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ある晴れた日のこと。

第5章 海の気持ち。



誰もいない海の家からすごく遠いところまで来てしまった。



うーん

来てしまった、というよりは


来たかった、の方が正解かな。



理由なんて知らない。わからない。わかるはずがない。



何かの衝動でここまで全速力で走ってきたのだ。


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