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ある晴れた日のこと。

第5章 海の気持ち。



「おい…

田原……

こんなとこ…まで…来て……

どうすん…だよ……」



「わか…らない……」



「ハハッ

なんだ…?それ…」





久しぶりに見た気がする。

陽のその無邪気な笑顔。


いつもバカにしたような表情や、睨み顔だったからな……





「んーまぁ…でも…ちょうどいい…か…」





「なに…が……?」






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