君に恋した冬
第4章 歪む心
昨日の様子からは見て取れないその態度に
由梨は混乱する
逆にその優しさが
もしかしたらまたあんな事を
するための演技だったりして…
と嫌な方向に考えさせた
どこかにカメラとかついてたらどうしよう…
でも、それならもう既に
昨日事は起きている
諦めて素直にお風呂を頂く事にした
シャアアァァ…
頭から一気にシャワーのお湯を被る
全身がヒリヒリした
顔には、口と目の回りに殴られた痣
手首にはくっきりと赤紫の痕
身体のあちこちに擦り傷
そして、処女膜を失った秘部…
ズキズキと痛む下半身が
昨日の出来事が嘘では無いことを物語る