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君に恋した冬

第4章 歪む心





男の用意した服に袖を通す


小さな由梨の身体には大きすぎて
手も足もたくしあげないと出てこない


トランクスを履いた下半身は
スースーして気持ち悪い


だが、身体にまとわりつく不快感は無くなり
少しさっぱりした様子で浴室をあとにする



リビングにはピアスの男が
コーヒーを用意して待っていた



『ありがとう、ございました…』



小さくお礼をする




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