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君に恋した冬

第4章 歪む心





「脱いだ服、洗うから貸して」



近くに歩み寄って来たピアスに、
由梨の身体は条件反射で硬直する


「だから何もしねぇって」



やや不機嫌そうにそう言って
由梨の服を洗濯機に放り込み、


「コーヒー、砂糖とミルク入れる?」




この人は一体何を考えているんだろう…



『お願いします…』





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