テキストサイズ

君に恋した冬

第4章 歪む心





「てゆーかさ、眼鏡ない方がいい。絶対。」



『でも、見えないんです、眼鏡がないと』



破滅的に視力の低い由梨は
裸眼だと0.01程の視力しかなかった


小さい頃から本を読むのが好きで
あまりにも読み過ぎたせいで
気付いたときには
視力がどんどん落ちてしまっていた



「…」



しばらく考えたあと


「おまえ今日暇?」






ストーリーメニュー

TOPTOPへ