君に恋した冬
第14章 新学期
『ん…はぁっ…アキラ…っ』
あれから時間が勿体ないと言わんばかりに
急いでシャワーを浴びさせられて
あがるやいなや制服を下着もつけずに着せられ
ベッドへと連行された
激しく口内を犯され、頭がじんじんと甘く痺れる
「由梨…」
クチュ…チュッ…
殺風景な部屋には厭らしい水音がより響く
激しいキスからようやく解放され
由梨は肩で息をする
『は…はっ…』
「悪い。今日ダメだわ…止まんねー」
そのまま首筋を強く吸われチリッとした甘い痛みが由梨を襲う
『あ…あとつけちゃ、ダメ…っ』
「んー無理。つけたい」
『あっ…ダメ…だよぉっ』
首や鎖骨、胸の付け根あたりにいくつもの
アキラの証が刻まれる
ダメと言いながらも、キスマークをつけられることが
アキラの独占欲を垣間見ている気がして嬉しかった
カッターのボタンを第3ボタンまで外され
ネクタイは緩めてつけたまま
その姿をまじまじと見られる
『や…あんまりじっと見ないで…』
恥ずかしさから頬を紅潮させてアキラを見る
「いやー…マジすげぇわ、制服。
やべぇ、由梨…そそる…」
熱を帯びた目を少し細めて開けたシャツの間から手を侵入させる
『あっ…!』
何もつけていないそこに、簡単に手が届き
先端をコリコリと刺激される
『ん…あん…』
「由梨…こっち見て」