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君に恋した冬

第2章 受験に向けて






『ごっごめんなさいっ
あ、ハンカチ!

あっ…鞄部屋だ…

えっと、あの、ちょっと』



慌ててわたわたまくし立てて喋ると

大智がふと優しい顔をして笑った



「おまえ、慌てすぎ」





ドキン





久しぶりに心臓が弾んだ






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