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君に恋した冬

第3章 さよなら





「わかってるよな?

暴れんじゃねーぞ」



男は不気味に笑いながら
由梨の両手を頭の上に持って行き
結束バンドで固定した


ギチッと腕に食い込むほど締められ
肌が紫がかる


『いたっ』



思わず言うと



「いくら大声出しても意味ねーぞ」



無機質なベッドの上に寝かされ
3人の男に囲まれる


卑劣な笑みを浮かべながら
1人の男が由梨の服に手をかけた




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