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君に恋した冬

第3章 さよなら





「ハッ。良いねえ、その顔

そーゆーの言われるとさ、
余計にしたくなるよねー普通」



ピアスは必死に懇願する由梨を嘲笑い
グイッと顔を持ち上げ荒々しく唇に貪りついた



『ーーーーっ!!!』



舌で強引に由梨の唇を開かせ
そのまま舌を吸い上げる

決して優しいとは言えないそのキスが
由梨を絶望のどん底へと突き落とす





大智くんが…消えちゃった…

私の、唯一の

大智くんから貰った、大切な思い出…






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