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無自覚な美形くん

第4章 第四章

「無自覚なんですね…。そんなことより、作っていいですか?親衛隊はその人の許可がないと作っちゃダメなんですよ」



「まぁ、断る理由もないし俺でよければ」



「やったぁー!ありがとうございます!!」



「ああ、じゃあご飯冷めるからじゃあな」



「はい!!」




遙くんを置いてさっきの席にもどる。



遙くんのほうを見ると周りにすごい人が集まっていた。



「あの子達みんな咲斗の親衛隊に入るのに必死だな(笑)」



大地達も席にもどってきて向かいの席に座る。



「え?あれみんな親衛隊に入りたい子なのか?」



嘘だろ?遙って人気者なんだなぁって思ってたのに。



「うん、そうだよ?モテモテだな咲斗」



「てかてかいいなぁ~僕もギュッてしてもらいたかったぁ〜」



あれ、大地ってこんな可愛い系のキャラだったけ?



「ん?別にしてやるけど、今シャツ濡れてるから無理だな」



「えぇ~、そんなぁ」



子犬みたいに目をウルウルさせてこっちをシュンとした顔で見つめてくる大地。





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