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貴方の気持ちが、分からない。

第2章  事故。

side:J

『今日の誕生日は、彼と過ごすから。…ありがとうね、』

別に、寂しいとか、そういう訳じゃないけど、…と言い訳したところで、

ショックは消えない。

「…せい、センセイ?」

「えっ、ん?なに?」

「センセイ、知ってますよね?誕生日。」

「ん、知ってる。」

「プレゼントとか買ったんですか?」

「…いや。」

「買わなくていいんですか?」

「ちょっと静かに、してて。」

「あ、…ごめんなさい。」

せっかく、好きで一緒に居てくれるのに、

なんで、日和に当たるんだよ。

バカか?俺…。

「あ、ごめん。」

「…何か、ありましたか?」

「…俺、遊びなんだよね。」

「……えっ、、!?」

「あの人には、彼氏って人もう居るんだけど。俺が遊んでもらってんだよ。」

キョトンとしてる。

まぁ、そりゃそうだよね。

でも、その目、あいつにそっくり(笑)

「今日は、彼氏に会えるから、俺はいい、って。」

「そ、、なんですか、、、。」

「うん。って、、びっくりした?」







「…センセイは、それでいいんですか?」

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