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貴方の気持ちが、分からない。

第2章  事故。


「…まぁ、俺も、遊び承知で、一緒にいたし、こうなるって分かってたし。」

「…寂しくないですか?」

「…寂しく、、ないよ。日和いるし、…」

“ね?”

と、頭を撫でて言うと、

「そうですか、、、。」

なんて。

ねぇ、俺より落ち込まないでよ(笑)

「そんなに好きですか?…先生のコト…」


……。


……………それは、


俺も分かんないんだよ、正直。

でも、もっと早く出会いたかったって思うってことは、

きっと、“好き”なんだよね。

「好き、って顔してますね。」

俺の顔を覗き込んで、無理して笑ってる。

「ごめん。」

「えっ、ちょっと、謝らないでください。」

なんで?

だって、君、今、









泣いてるよ?

俺が傷つけたんでしょ?

なら、その涙くらい、拭わせて…



「…すいません、、なんで、私が泣くんだろ…」



“センセイの方が泣きたいのに…”


なんて大人ぶって、

必死に目を擦る君を、


俺は抱き締めることしか、

出来ない。

でも、そんな立場を作ったのは、


俺自身。

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