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貴方の気持ちが、分からない。

第2章  事故。


「最近、なんかあった?」

ボーッとしてたら、掛けられた言葉。

「別に、なんにもないですよ?」

「そーだん、してね?」

椅子の向きを戻して、仕事に戻る先生。

ずっと、この姿を見ていたい。

ずっと、先生と笑っていたい。

でも、それは叶わない。





「先生、卒業式、泣いてくださいね。(笑)」



私は、卒業だ…。

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