テキストサイズ

Sincerely

第2章 ゲームのような始まり。

出会いは結構ありきたりだったかも、と思う。

入院した病院の、
同じ病棟の患者同士。

若い患者さんのリーダー格だったヒロヤは、
初めての入院にまごつくわたしに色々教えてくれた。
話し相手に、と年齢の近い看護師さんや女の子の患者さんを紹介してくれたり、退屈しのぎに、とゲーム機(とソフト)を貸してくれたり。

わたしも頼れるお兄さんのようにヒロヤを慕い始めてた。


そんなある日…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ