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Sincerely

第2章 ゲームのような始まり。

消灯時間も近いってのに、ヒロヤをはじめとして年齢の近いメンバーで談話室に集まって話をしてた。

話の内容なんて今じゃ覚えてないくらい些細な事だった気がするけど、とにかくみんなよく話して笑った。
笑って、笑い疲れて…

……………


気がつくと部屋は暗くなってて、10人近くいたメンバーもいなくなってた。
ヒロヤとわたしを除いては。

しかも、わたしの上にヒロヤの顔が。

「ヒロヤさっ…」
「しーっ」
口を塞ぎながらヒロヤは耳元で囁いた。

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