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Sincerely

第2章 ゲームのような始まり。

「ユミコちゃんウトウトし始めてさ。起こすのもアレかと思って起きるの待ってたら消灯過ぎるし」

ええーっ!?
わたしってば、寝落ちしたのか!
何かもう色々アレだ。

でも、そんな事よりこの体勢の方が色々アレ過ぎる。
仰向けに寝てるわたしの上にヒロヤが覆い被さってるんだから。

「でもそんなユミコちゃんの寝顔可愛かったし…いやーいいもん見たっ」

まさか…わたし、寝てる間にヒロヤに何かされたとか!?

「大丈夫。何もしてないよ…まだ、ね」

言葉が終わると同時に顔が近づいてきた。

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