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Sincerely

第2章 ゲームのような始まり。

勝てばそのまま部屋に戻れる。
勝てば何も起こらない。

ジャンケン勝負に自信があった事もあったんだけど、イケる!と思っちゃったんだ。

で、ヒロヤとのその勝負に乗ってしまった。

「分かった。じゃあ勝負、受けます!」
「うん。それじゃ…」
二人の声が薄暗い談話室にハモった。


「最初はグー!ジャンケン、ぽん!!」

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