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Sincerely

第2章 ゲームのような始まり。

……………。

わたしはパー。
ヒロヤは…チョキ!?

どどどどうしよう。
負けちゃった。
キス……しなきゃいけなくなった!


「うん。俺の勝ちね。ユミコちゃん、約束忘れてないよね」
ヒロヤの笑顔が今はむしろ怖い。

でも、約束は守らなきゃ…。
わたしは覚悟を決めて目を閉じた。


わたしの肩に軽く手が乗る。
気配が近づく。
わたし…彼氏とは違う男性にキス、されるんだ。


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