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BL短編

第2章 固執系彼氏

今日は、ヒナが俺の家に泊まりに来てる。俺は一人暮らしだから邪魔者はいない。

仲良くなったきっかけは、学生時代に雄大と陽大で大大なのに、ヒナは身長低くて小さいな、とかそんなことで、周りからは「凸凹コンビ」と言われてたんだけれど。

今はまさに、入れる側と入れられる側で凸凹コンビになってる。
まさかこんなことになるとはなーって、当時を思い出しながらビールを口に含む。

「ゆうー、おれ、シャワー浴びてきていい?」

酒に弱いヒナはもう、ほわわんと酔っ払った顔してる。かわいい。

「ん?なら湯張るから一緒に入ろっか?」
「はいるー!」
ヒナは女よりかわいい。ヒナの前に女を数人経験した俺が言うんだ間違いない。

「ちょっと待ってな。」
「はーい!」
唇に軽く触れるだけのキスをして、浴槽に湯を張った。

「できたー?」
今日のことを楽しみにしていたら、浴室までヒナが来ていた。

「ん?もう少しかかるけど先体洗ってたら溜まるくらいだ。入るか?」
「雄大が体洗ってくれるんだよね今日?」

もじもじしてるヒナはきっと、期待してるんだよな、今夜の行為に。

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