BL短編
第6章 オオカミさんの甘い罠
「じゃあミキは何したら満足するの?」
耳たぶをちゅっと食まれる。
「んっ...。」
ねえ教えて?と囁かれ、おずおずと口を開く。
「メールしたいし、電話したいし、一緒に下校とかもしたいし、デートとか、もしてみたいです...。」
口をついたらどんどん出てきてしまう、お願い。呆れれる?と不安になり抱き合ったまま目線を上げれば、真尋は穏やかな微笑みを浮かべていた。
「いいよ。」
にこ、と優しく微笑まれ、鼻にキスされる。
「俺からのお願いひとつだけ聞いてくれたらね。」
見上げていた顔が近付き、唇同士が触れ合うキスがはじまる。
息が乱れるほどキスを交わしてから、耳元に顔を埋め囁かれる。
「とびきり甘いごちそうが食べたい。」
隙間からちらりと見えた真尋の手が、僕の手を絡め取る。
「なんのことか、わかるよね...?」
再度囁かれた言葉に、体中が熱くなっていくのを感じた。
耳たぶをちゅっと食まれる。
「んっ...。」
ねえ教えて?と囁かれ、おずおずと口を開く。
「メールしたいし、電話したいし、一緒に下校とかもしたいし、デートとか、もしてみたいです...。」
口をついたらどんどん出てきてしまう、お願い。呆れれる?と不安になり抱き合ったまま目線を上げれば、真尋は穏やかな微笑みを浮かべていた。
「いいよ。」
にこ、と優しく微笑まれ、鼻にキスされる。
「俺からのお願いひとつだけ聞いてくれたらね。」
見上げていた顔が近付き、唇同士が触れ合うキスがはじまる。
息が乱れるほどキスを交わしてから、耳元に顔を埋め囁かれる。
「とびきり甘いごちそうが食べたい。」
隙間からちらりと見えた真尋の手が、僕の手を絡め取る。
「なんのことか、わかるよね...?」
再度囁かれた言葉に、体中が熱くなっていくのを感じた。