ねぇ、俺らにどうされたい?
第1章 MJ×お家デート
「お邪魔します…。」
「そこら辺、座ってて。」
言われるまま、近くのソファーに、座った。
「広いね…。」
「そんなこと、ないよ。」
「さすが、潤、って感じ。」
「それ、誉めてる?(笑)」
なんて他和いもない会話が、
実はすごく幸せだったりする。
「ふふっ(笑)、にやけてるけど?」
「えっ、うそっ!?」
頬に手を当てると、
「顔、赤すぎ。こっちまで移るから。」
と言って、目をそらした。
「潤も照れてんの?」
「別に照れてないから。」
「じゃ、こっち向いてよ。」
「やだ。」
服を引っ張って、こっちを向かせようとすると、
急に潤が振り向いて、
バランスを崩してしまった。
「おっとっと…」
倒れて、目を開けると、
私の上に、潤が馬乗りっぽくなっていた。