ねぇ、俺らにどうされたい?
第11章 NK×遊園地デート♪
ピンク色のティーカップに
向かい合わせで座り、
ハンドルを持つ。
『ハンドルを回すと、早くカップも回りまーす♪』
「…ひな、、やめて。」
甘えなんて、今日は効かない!!
「…さっきのお返し(ニヤ」
アトラクションがスタートした途端、
私は、超速くハンドルを回した。
「あっ、ちょ、マジでやめろ!!」
ちっちゃくなって、怯えてる二宮くん(笑)
………だんだん可愛そうになってきた…。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「もう、ひななんて知らない。」
「えっ、ごめんなさい!やり過ぎました…」
「あの着ぐるみに連れ去られちゃえ!」
いやいや、ちょっと、…
「何でもするならいーよ。」
「うっ、、」
嫌な予感しかしない…。けど、
「いーよ、何でもする。」
「ふふっ、じゃあ、俺と観覧車乗ろ?」
…あら、なんとも簡単。
「で、一番上で、ひなから、キスして。」
じゃなかった。