ねぇ、俺らにどうされたい?
第16章 SS×ピンクいコト
「、、ふっ、、ん、、はぁ、、」
翔くんの舌が、私のなかで暴れて、
口内を犯す。
「遅刻すっから、
夜まで、待ってろ。」
狼みたいな目で、私を見て、
がしがしっ、って頭を撫でて
行ってしまった。
びっくりして、その場にしゃがみこんで、
「どっちにしろ、、仕事出来ないよ…」
小さく、呟いた。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
仕事の途中で、
『遅くなる。』
って、メールが来て
安心して家で待ってたら、
睡魔に負けて、寝ちゃって、
気づいたら、11時。
きっと、疲れて寝ちゃってるな。
そんな思いで、冷蔵庫に水を取りに行こうとしたら、
「あ、起きたの。」
上半身裸の、翔くんに、出会った。
何回見ても、見慣れない…///
「水いる?」
なんて、要らない気遣いで、
この場を、どうにかしようとしたけど、
「忘れて寝てたら、どうしようかと思った。」
なんて、耳元で囁いて、
そのまま、耳を甘噛みした。