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来世にて

第2章 前世

「楓を表の接待に呼んだは、楓の魅力はいかほどか確かめたかったゆえ。」

道三は楓の秘所から指を抜き、濡れた指を舐める。

「おぬしは思った以上に男を誘う。」

楓の蜜のついた指を舐めながら、ニヤリと笑う。

「明智の者たちは、見目涼やかな美男美女が多い。それだけではない。わしの室の小見の方は稀にみる秘具の持ち主。初めて抱いたときは鳥肌がたったわい。
楓、そなたもなかなかのものを持っておる。これを使わぬ手はないわい。」

そういってまた楓の秘所にズブリと指を差し入れる。

「あっ‥‥」

解放されていた痺れがまたも楓を襲う。

「楓よ、天から授かったものすべてで、帰蝶と美濃を守れ。それがそなたの役目。」

楓は息が上がり、秘所からはとめどなく蜜が溢れ出していた。

「少し酷ではあるが、生娘では男に呑まれる。これからしばらくは、手解きをするゆえ、心しておけ。」

初めて秘所をまさぐられた楓は戸惑いを隠せない。
しかし、帰蝶のため、美濃のためと言われれば、やらねばならぬ。
帰蝶とて信長の寵愛を受けるために戦うのだ。
覚悟を決めて目に強い光を宿した楓を道三は満足げに見つめる。
そして指を激しく動かした。

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