残業・メモ子
第15章 総務部×人事部
及川は40過ぎのおじさんではあるが…歳を感じさせない色気が出ていた…
「…無関心のおかげで…部長と一緒に居られるんですね…
感謝していいんでしょうか…?」
川村は…及川の胸に顔を埋め……つぶやく…
「ハハハ…無関心か…」
「…私も…部長と長く付き合っていたら…存在が…薄れちゃうの?」
甘えた声で、川村は及川の自尊心を壊して行く…
「…からかうなよ…
それに…逆だろ?
いつか…こんなおじさん、飽きるのは…君じゃないか?」
及川は…川村のあごを指で上に向けると…
ちゅっ――――――…
と…キスをした……