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残業・メモ子

第18章 母親



母を愛していた父は…


母の総てに嫉妬した―――…


そして――――…



「芽依子…お母さんの教室に行って…

お母さんが何をしているか毎晩メモを取りなさい…


で、毎日…お父さんに報告しなさい…お母さんにバレないようにな…」




この時…父は…精神を病んでいたのかもしれない…




娘に…母親を…スパイさせたのだ……




私は……毎晩…



母の料理教室に忍び込み…


母の様子をメモする日々が続いた…







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