テキストサイズ

残業・メモ子

第33章 営業部×総務部×人事部


コン・コン…


人事部の戸を誰かが…ノックしている…



「ど〜ぞ…待ってたよ…」


鈴木は…田口の後ろ穴をほぐしながら…戸の向こう側に立つ、ゲストに声をかけた…



ギィ―――――…


ゆっくり戸が開き…暗い廊下から…うっすら光のある…鈴木課長のデスクに近づく人物…




「よく…来たね…中村君」


『っ!!!中村さん!!!』



田口は驚く……


中村は、来月取引先のお嬢さんと結婚を控えている…営業部の社員だからだ!!!



「…挙式前に…いい思い出をと思ってね…」


「…こんばんは…
すっ…凄いですね…課長…」



『いっ…いや…えっ!』



田口は、中村の登場に…少しパニックになった!!!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ