残業・メモ子
第53章 男達
「……解んねーんだよ…
トラウマが有る、無いにしろ…
変態行為なのには変わらない…
驚いて……軽蔑して…
二人に……八つ当たりしてんのに…
俺の中の…
芽依子さんは…綺麗で…可愛くて…
困ったように…笑うんだ…
メガネを…忘れたり…おっちょこちょいで……
可愛いんだ――――――…
……藤原の言う通り…
嫌いに…なれない―――…
理想が…崩れても………
嫌いに…なれないんだよ――…」
やっぱり……
石割は……理想と現実の…間で……パニックだったのだろう…
「…芽依子は…今…どこだ?」
俺は……石割に聞いた…
「…ファミレス近くの…公園………
おれ……黙って…逃げて…来たんだ―――――――…」
石割の瞳からは…更に大粒な涙が……ボロポロと落ちた…
「…大島…行け………
多分……まだ…いる…
俺達も…後で行く…から」
大島は…頷くと……走り出した―――――――――…
トラウマが有る、無いにしろ…
変態行為なのには変わらない…
驚いて……軽蔑して…
二人に……八つ当たりしてんのに…
俺の中の…
芽依子さんは…綺麗で…可愛くて…
困ったように…笑うんだ…
メガネを…忘れたり…おっちょこちょいで……
可愛いんだ――――――…
……藤原の言う通り…
嫌いに…なれない―――…
理想が…崩れても………
嫌いに…なれないんだよ――…」
やっぱり……
石割は……理想と現実の…間で……パニックだったのだろう…
「…芽依子は…今…どこだ?」
俺は……石割に聞いた…
「…ファミレス近くの…公園………
おれ……黙って…逃げて…来たんだ―――――――…」
石割の瞳からは…更に大粒な涙が……ボロポロと落ちた…
「…大島…行け………
多分……まだ…いる…
俺達も…後で行く…から」
大島は…頷くと……走り出した―――――――――…