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残業・メモ子

第67章 蛞蝓


「しかし……

娘がいたと聞いた時は……

どんなに……喜んだか…



探しました…探しましたよ…


そして―――――――…


見つけました〜〜…


あああああ…神様は…僕と先生の愛に答えてくれた!!!」




後ずさり…して…どうにか…筧から離れようとしたが…すぐに…壁にぶつかる…



狂ってる…怖い――――…



震える体を……何とか…足で支え…



出口を見る…



隙を見て――――――…



逃げなくては――――!!!





神に祈りを捧げる筧に……



今だ!!!



っと…私は出口に駆け出した!!!



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