
俺の幼馴染
第4章 液晶画面越しの関係
走り込みや何やらと、汗びっしょりになるまで動く。
今日の朝練はもう終わりだ。
「各自シャワーを浴びて着替えるように。」
監督から合図が出ると、みんな一斉にシャワー室へ急ぐ。
べったりとした肌が気持ち悪いから、俺も早く浴びたいな。
「ふぅ…。」
今日の朝練を終えられたことに安堵の溜息をついた。
シャワー室に誰も入っていないことを確認して、ドアを開く。
そして入る。
さっそくユニフォームを脱いで全裸になると、蛇口を捻った。
ザァーッと湯が出てきて、頭からそれを被る。
掌で身体を撫でて、汗を落としていると、ガチャっとシャワー室のドアが開く。
「え⁉」
もともと鍵はついていないから、どんどん扉は開いていく。
どういうこと?
まさか変態…!
シャワーを流したまま、隅で縮こまる。
「誰…?」
怯えた声で話し掛ける。
「…ごめん、いたのか。ノックしたんだけどな。」
その声は、主将の声だった。
先輩はまだユニフォーム姿で、俺だけ全裸ということに、羞恥心が募る。
でも、主将だったことに少しだけ安心。
「す、すみません、聞こえませんでした。というか、どうぞ使って下さい。」
「まだ浴び終わってないんだろ?」
「全然大丈夫なんで!いやもう本当に!」
明らかに挙動不審な俺を見て、先輩は首を傾げる。
「一緒に浴びようと思ったんだけど…男同士なんだし、恥ずかしがることはないだろ。」
「いや、でも…。」
「恥ずかしいのか?」
「恥ずかしいですよ!」
先輩は裸を見られても恥ずかしくはないと言わんばかりに、服を脱いでいく。
…普通は男同士でシャワー浴びるものなのかなぁ。
俺が異常なのか?
今日の朝練はもう終わりだ。
「各自シャワーを浴びて着替えるように。」
監督から合図が出ると、みんな一斉にシャワー室へ急ぐ。
べったりとした肌が気持ち悪いから、俺も早く浴びたいな。
「ふぅ…。」
今日の朝練を終えられたことに安堵の溜息をついた。
シャワー室に誰も入っていないことを確認して、ドアを開く。
そして入る。
さっそくユニフォームを脱いで全裸になると、蛇口を捻った。
ザァーッと湯が出てきて、頭からそれを被る。
掌で身体を撫でて、汗を落としていると、ガチャっとシャワー室のドアが開く。
「え⁉」
もともと鍵はついていないから、どんどん扉は開いていく。
どういうこと?
まさか変態…!
シャワーを流したまま、隅で縮こまる。
「誰…?」
怯えた声で話し掛ける。
「…ごめん、いたのか。ノックしたんだけどな。」
その声は、主将の声だった。
先輩はまだユニフォーム姿で、俺だけ全裸ということに、羞恥心が募る。
でも、主将だったことに少しだけ安心。
「す、すみません、聞こえませんでした。というか、どうぞ使って下さい。」
「まだ浴び終わってないんだろ?」
「全然大丈夫なんで!いやもう本当に!」
明らかに挙動不審な俺を見て、先輩は首を傾げる。
「一緒に浴びようと思ったんだけど…男同士なんだし、恥ずかしがることはないだろ。」
「いや、でも…。」
「恥ずかしいのか?」
「恥ずかしいですよ!」
先輩は裸を見られても恥ずかしくはないと言わんばかりに、服を脱いでいく。
…普通は男同士でシャワー浴びるものなのかなぁ。
俺が異常なのか?
