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近くて甘い

第5章 愛猫家になろうっ!

「えっ…でもっ…」


「きっとかわくいなりすぎてモテモテになっちゃうね。」


私の言葉に愛花ちゃんは顔を真っ赤にした。


今まで色々頑張っていた愛花ちゃんにも幸せになってほしいって思った。

ただ、
変な男が寄り付かないように、私が見張ってなきゃ。


「真希さまも…お化粧しますか?」


「えっ、私…?」


私は学校にはしていったことはない。


きっと愛花ちゃんはしていきたいけど、一人じゃ不安なんだろうな…

「そうだね、しようかなぁ」


「ホントですかっ?やったっ!」


ふふふ。

本当にかわいいなぁ。



なんか、こういう何でもない時間が本当に幸せ…


そんなことを思っていると、雲行きが怪しくなってきて、手の甲にポツリと水滴が落ちてきた。

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