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近くて甘い

第5章 愛猫家になろうっ!

雨のせいで雲が邪魔してよく分からないがもう夕方になろうとしている。


真希はもう帰っているだろうか───…


屋敷に戻るとすぐさま古畑が出迎えた。



「おや、関根様まで。」



周りにいたメイドが
用意していたタオルを光瑠と要に渡す。


要がありがとうと返事をすると、メイドたちはほんのり顔を赤らめて去っていった。


光瑠はそんな要の優男ぶりに少々呆れたあと、古畑を見て、真希は…?と尋ねようとしたその時だった。

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