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近くて甘い

第1章 学校に行かせてっ!

「あっ…愛花ちゃん…!」

救われたっ!と思いながら、言葉を返すが、光瑠さんは起き上がろうとする私の動きを許してくれない。



「もうそろそろ出発しないと遅刻してしまいますよー」


えっ…!


私は愛花ちゃんの言葉を聞いて時計を見た。


愛花ちゃんの言う通り、もうそろそろ出なければ、復帰初日から遅刻という醜態を晒すことになる…



「わっ、分かった…ひゃぁんっ!」


愛花ちゃんに返事をした途端、光瑠さんが私の首筋を舐めたので変な声が出てしまった。



「真希さま……?」



不思議そうな愛花ちゃんの声。


もうっ…!

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