近くて甘い
第5章 愛猫家になろうっ!
はぁっとため息をつく光瑠を見て、要が大いに笑う。
「二人とも暇なら手伝ってくださいっ!!!」
そう真希に上から叫ばれ二人は顔を上げた。
「ふざけるなっ!!なんで俺が猫を追い掛けなきゃ───」
「もちろん!真希さんの頼みだったらなんだってやりますよ!」
そう声を上げた要は光瑠にひょいっと猫を渡すとジャケットをメイドに渡し腕捲りして階段を駆け上がっていった。
「なっ…!おいっ、関根っ!」
急に渡された猫に光瑠はぎょっとして狼狽える。
「要さん、ありがとうございますっ!!」
「いえいえ。」
要にとびきりの笑顔を見せた真希にまたふつふつと嫉妬の念が沸く。
「二人とも暇なら手伝ってくださいっ!!!」
そう真希に上から叫ばれ二人は顔を上げた。
「ふざけるなっ!!なんで俺が猫を追い掛けなきゃ───」
「もちろん!真希さんの頼みだったらなんだってやりますよ!」
そう声を上げた要は光瑠にひょいっと猫を渡すとジャケットをメイドに渡し腕捲りして階段を駆け上がっていった。
「なっ…!おいっ、関根っ!」
急に渡された猫に光瑠はぎょっとして狼狽える。
「要さん、ありがとうございますっ!!」
「いえいえ。」
要にとびきりの笑顔を見せた真希にまたふつふつと嫉妬の念が沸く。