近くて甘い
第9章 青春の風が吹く
いきなりどうしたんだろう。
「愛花ちゃん、もしかして…」
もしかして…?
「浩平のこと好きなんでしょっ!!」
えっ…
愛花ちゃんが吉岡くんのことを…好き…!?!?
目を大きく見開いた愛花ちゃんは、へっ…と小さく声を出した。
「だ・か・ら、意識しちゃうから、浩平がいない方が逆にうれしぃっ!みたいなっ?かわいいー!!」
勝手に盛り上がる梨子に、未だ状況が掴めず固まる私。
「ちっ、違いますっ!!本当にっ!!」
慌てる愛花ちゃんを梨子がニヤニヤしながら見つめる。
「じゃあもしかして、亮…?」
「まっ、まさかっ、亮さんは梨子さんの彼氏さんじゃないですかっ」
「うーーん、それ以前にあれはおすすめしないよっ。ただのスケベバカだから。てことは、やっぱ浩平かぁ…」
ケラケラと笑う梨子は本当にパワフルで言葉がでない。
そっか…愛花ちゃん吉岡くんのこと好きなんだっ…
「愛花ちゃん、もしかして…」
もしかして…?
「浩平のこと好きなんでしょっ!!」
えっ…
愛花ちゃんが吉岡くんのことを…好き…!?!?
目を大きく見開いた愛花ちゃんは、へっ…と小さく声を出した。
「だ・か・ら、意識しちゃうから、浩平がいない方が逆にうれしぃっ!みたいなっ?かわいいー!!」
勝手に盛り上がる梨子に、未だ状況が掴めず固まる私。
「ちっ、違いますっ!!本当にっ!!」
慌てる愛花ちゃんを梨子がニヤニヤしながら見つめる。
「じゃあもしかして、亮…?」
「まっ、まさかっ、亮さんは梨子さんの彼氏さんじゃないですかっ」
「うーーん、それ以前にあれはおすすめしないよっ。ただのスケベバカだから。てことは、やっぱ浩平かぁ…」
ケラケラと笑う梨子は本当にパワフルで言葉がでない。
そっか…愛花ちゃん吉岡くんのこと好きなんだっ…