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近くて甘い

第1章 学校に行かせてっ!

「ひかるありがとー!!」


隼人がそう叫ぶと、
光瑠はギュッと口を引き結んで両手で頭を激しく掻いた。


腹の立つやつらだっ…



「いいから早く行けっ!」


そんな照れ隠しをする光瑠を見て、真希がクスッと笑う。


「隼人様、行きましょうか。」


そう運転手がそういうと、隼人がいってきますと声を上げて、家を出ていった。


「じゃあ、私たちも行こっか。」

「はい…」

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