近くて甘い
第10章 プリンスはMr.…
えっ…
と加奈子と藍は同時に声を上げた。
「どっ、どんな人!?美人!?」
興味津々で藍が乗り出すと、香純は鼻で笑った。
「全っ然。
背も胸も小さいし、子どもみたいだった。」
「へぇ…」
意外だ…
有川社長の婚約者というと、もっとスーパーモデルみたいな人かと…
「で…、調べたら、本当に子どもだった。」
「は?それどういう意味?」
「未成年なのよ。」
「えっ…?未成年?」
「うん、高校生。有り得ないでしょ?」
うっそ…
有川社長ってそんな趣味だったの!?
驚いて言葉を失った加奈子そっちのけで、藍と香純は会話を続ける。
「高校生…。待って…!? 私いつだったか、制服着た子ここで見たんだけど、もしかしてその子かな?」
「あぁ、じゃない?黒髪ロング」
「そうそうっ!うっそー!あの子が有川社長の…!!ん…確かに、小柄だったけど遠目で見た限りじゃ美少女だったし大人っぽかったよ?なんか、こうきらきらぁって光ってて性格良さそうな…」
と加奈子と藍は同時に声を上げた。
「どっ、どんな人!?美人!?」
興味津々で藍が乗り出すと、香純は鼻で笑った。
「全っ然。
背も胸も小さいし、子どもみたいだった。」
「へぇ…」
意外だ…
有川社長の婚約者というと、もっとスーパーモデルみたいな人かと…
「で…、調べたら、本当に子どもだった。」
「は?それどういう意味?」
「未成年なのよ。」
「えっ…?未成年?」
「うん、高校生。有り得ないでしょ?」
うっそ…
有川社長ってそんな趣味だったの!?
驚いて言葉を失った加奈子そっちのけで、藍と香純は会話を続ける。
「高校生…。待って…!? 私いつだったか、制服着た子ここで見たんだけど、もしかしてその子かな?」
「あぁ、じゃない?黒髪ロング」
「そうそうっ!うっそー!あの子が有川社長の…!!ん…確かに、小柄だったけど遠目で見た限りじゃ美少女だったし大人っぽかったよ?なんか、こうきらきらぁって光ってて性格良さそうな…」