近くて甘い
第16章 サプライズッ!
『話すくらいいいじゃないですか』
『はっ!全く良くないなっ!大体お前はしつこすぎる!』
『社長は余裕がなさ過ぎますね、このままでは、確実に真希さんに嫌われますよ』
「あの──────」
『っ…!ふざけたことをいつもいつも…。お前を辞めさせる権限が俺にあることを忘れるなっ!』
『堂々とパワハラとは、本当に社長は頭が良い…』
『あぁ!?』
『………それにあなたの部下でなくなったら、僕はもう全く遠慮せずに真希さんを奪いにいきますよ?いいんですか?』
『っ……お前は真希に構ってる暇があったら、精々あのドジ女の世話でも焼いていろっ‼︎』
『彼女はドジ女ではなく、“田部”という名前があります、それに、彼女に特別な感情はありません』
田部さん…?
相変わらず私を無視しての2人の会話に呆れ返っていたが、思わぬ話が出て来て、もう少し黙っていることにした。
『はっ!全く良くないなっ!大体お前はしつこすぎる!』
『社長は余裕がなさ過ぎますね、このままでは、確実に真希さんに嫌われますよ』
「あの──────」
『っ…!ふざけたことをいつもいつも…。お前を辞めさせる権限が俺にあることを忘れるなっ!』
『堂々とパワハラとは、本当に社長は頭が良い…』
『あぁ!?』
『………それにあなたの部下でなくなったら、僕はもう全く遠慮せずに真希さんを奪いにいきますよ?いいんですか?』
『っ……お前は真希に構ってる暇があったら、精々あのドジ女の世話でも焼いていろっ‼︎』
『彼女はドジ女ではなく、“田部”という名前があります、それに、彼女に特別な感情はありません』
田部さん…?
相変わらず私を無視しての2人の会話に呆れ返っていたが、思わぬ話が出て来て、もう少し黙っていることにした。