近くて甘い
第17章 社長夫人は高校生っ!
愛花の話を聞いていた亮は目を見開いた。
冗談だよな…っ?
はっきり言って、今日起こったことは、キャパオーバーだ…っ
浩平もよく状況が理解出来ないまま、厨房の方へ戻ってしまったし…
まっきーが実は婚約してたってだけでもびっくりなのに、愛花ちゃんまで爆弾発言とは…───
「メイド…?」
「はい…」
「…………へぇ…」
気の抜けた返事をした梨子のことを、愛花と真希は見つめた。
「だから、“真希様”だったんだー。納得!」
ニコッと笑った梨子。
そんな梨子を見て、亮はやられたような気持ちになった。
こういう時、女は強いと痛感する───
さすが、梨子…
惚れ直したような気持ちになりながら、3人が笑っているのを遠目から亮は眺めていた。
あとは…浩平か…
チラと厨房に目をやると、うわの空な状態で手を動かす浩平がいた。
冗談だよな…っ?
はっきり言って、今日起こったことは、キャパオーバーだ…っ
浩平もよく状況が理解出来ないまま、厨房の方へ戻ってしまったし…
まっきーが実は婚約してたってだけでもびっくりなのに、愛花ちゃんまで爆弾発言とは…───
「メイド…?」
「はい…」
「…………へぇ…」
気の抜けた返事をした梨子のことを、愛花と真希は見つめた。
「だから、“真希様”だったんだー。納得!」
ニコッと笑った梨子。
そんな梨子を見て、亮はやられたような気持ちになった。
こういう時、女は強いと痛感する───
さすが、梨子…
惚れ直したような気持ちになりながら、3人が笑っているのを遠目から亮は眺めていた。
あとは…浩平か…
チラと厨房に目をやると、うわの空な状態で手を動かす浩平がいた。