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近くて甘い

第34章 企てとすれ違い

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ようやく電気が復活して、開いた扉にみんながおぉっと声を上げた。




良かったっ…!!


光瑠さんはっ…



思わず駆け出そうとしたけれど、




目に入った光景に衝撃を受けた。



前がはだけた状態の光瑠さんの膝の上に乗る香純さん…




そして、そんな香純さんを光瑠さんは愛しげに見つめていた。





「愛してる…」





光瑠さんはそう優しく呟きながら、


私の目の前で香純さんに深くキスをした───…





何が、どうなっているの…っ?





どうしてっ…




どうして光瑠さんは、香純さんにそんな事をっ…

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