近くて甘い
第39章 言葉と想いと…
身体に電気が流れたような感覚が襲う。
ただ見つめられているだけなのに、
強引に唇を塞いだり、
手首を掴まれたり、
強く抱き締められたりするよりも、
身体が動かなくなる…
────────悠月が…俺とお前を引き合わせた
悠月さんは、私と光瑠さんの間にいて、私たちが直接繋がることを阻んでいるんじゃなくて…
「なんだ、まだ、俺が信じられないのか」
「っ…いや…違うんですっ…
ただ不安でっ…でもっ」
悠月さんは、
私と光瑠さんを引き合わせてくれてたんだ…
そうだ…
どうして今まで
そう考えなかったんだろう…
「不安なんか感じる必要はない。ただ俺を信じろ…」
「光瑠さん…」
信じる…
私は彼の愛を…
私自身を愛してくれてると…
「───好きです…」
「……っ」
堪らなくなってギュッと彼に抱き付いた。
これからも私の居場所は
ここだから…
「もう離さないでっ…」
「あぁ…例えお前に頼まれても、離すことだけは絶対にするつもりはない」
ただ見つめられているだけなのに、
強引に唇を塞いだり、
手首を掴まれたり、
強く抱き締められたりするよりも、
身体が動かなくなる…
────────悠月が…俺とお前を引き合わせた
悠月さんは、私と光瑠さんの間にいて、私たちが直接繋がることを阻んでいるんじゃなくて…
「なんだ、まだ、俺が信じられないのか」
「っ…いや…違うんですっ…
ただ不安でっ…でもっ」
悠月さんは、
私と光瑠さんを引き合わせてくれてたんだ…
そうだ…
どうして今まで
そう考えなかったんだろう…
「不安なんか感じる必要はない。ただ俺を信じろ…」
「光瑠さん…」
信じる…
私は彼の愛を…
私自身を愛してくれてると…
「───好きです…」
「……っ」
堪らなくなってギュッと彼に抱き付いた。
これからも私の居場所は
ここだから…
「もう離さないでっ…」
「あぁ…例えお前に頼まれても、離すことだけは絶対にするつもりはない」