テキストサイズ

近くて甘い

第42章 パリの夜は…


━━━━━━━━━━…

「お前といると…身体がいうことを聞かない…っ」



苦しそうにそう言った光瑠さんは、自身の額を私の額につけて、熱っぽい眼差しを向けてきた。



クラクラしてきた…



身体が燃えて…



光瑠さんを欲している…





「………素敵…」



「何が…」



「光瑠さんが…」



「ふっ…なんだそれは…」




そう言いながら、光瑠さんは私のもう一方の肩からドレスを外した。



光瑠さんが私から腕を離してしまえば、ドレスは下に落ちてしまう。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ