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微かに残る羞恥心が余計に身体を熱くさせていた。



そのまま、下着と指輪だけを身に付けた状態で、光瑠さんに近付いた。





光瑠さんの男らしいのどが、揺れているのが分かった。




「………もう選択肢はないな」




大きな手が私に伸びた。
いじらしく腰のラインをなぞって、そして光瑠さんは顔を上げて私を見つめた。



すごく……


興奮する………





パチっとホックを外されて、急に恥ずかしくなった私は光瑠さんに抱き付いた。




「大胆なのか…そうじゃないのか…」



「やっぱりっ…恥ずかしいですっ…」




腰を這っていた手が今度は下に降りて、私の下着を引っ掛けた。




「………一体いつになったら慣れるんだ」


「慣れないですよっ……あっ…」




身に付けているものは指輪だけになった。




座っている光瑠さんは、立っている私の丁度胸の下辺りに優しくキスを落とす…



恥ずかしいけど…


愛されたくて……



たまらない……




「綺麗だ……」




顔を上げた光瑠さんを潤む目で見つめた。



私は光瑠さんのネクタイに手を伸ばして、吸い込まれるようにして、唇を重ねた。



「………ん…」




絡まり出した舌に身体が痺れるような感覚になる。




私…


怖いほどに…


光瑠さんの事が好きだ…